「亀甲萬本店 御用蔵生」は、しょうゆづくりの伝統を今に伝える「御用(ごよう)醤油(しょうゆ)醸造所(じょうぞうじょ))(通称「御用蔵(ごようぐら)」)」(*1)で、国産の大豆・小麦・食塩を使用し、杉の桶で二段熟成(再仕込み)させてつくりました(*2)。
火入れ(加熱処理)をせずに、「生」のままお届けします。生しょうゆならではの穏やかな香りが特徴です。
(*1)「御用醤油醸造所」は、昭和14年(1939年)に宮内省(現宮内庁)にお納めするしょうゆの専用醸造所として江戸川沿いに建設され、その後、老朽化に伴い平成23年(2011年)に現在のキッコーマン食品(株)野田工場(千葉県野田市)の敷地内に移築・再現されました。現在も宮内庁にお納めする「御用蔵醤油」を醸造しており、杉桶で仕込み、季節の温度変化の中でじっくりと熟成する、伝統的な製法を引き継いでいます。
(*2)<一般的なしょうゆ(こいくち)と再仕込みしょうゆの製法の違い>
一般的しょうゆの製法:大豆と小麦、麹菌で「しょうゆ麹」をつくり、これに食塩水を加えた「もろみ」を、発酵・熟成させる。
再仕込みしょうゆの製法:大豆と小麦、麹菌で「しょうゆ麹」をつくり、これに食塩水ではなく、「生揚(きあ)げしょうゆ」(もろみをしぼったままの「生」のしょうゆ)を加えた「もろみ」を、発酵・熟成させる。再び発酵・熟成させることから「再仕込みしょうゆ」または「二段熟成」といわれる。
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